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The Typewriters 第二号
¥2,200
『文藝とタイプライター』を標榜する、流行なんかに囚われない、ちょっとイカしたボクらの文芸誌。 The Typewriters 第二号!! 今号は『シティポップにあこがれて』をテーマに、小説やイラストを、さらに充実したコラム、エッセイ、インタビュー、タイプライター特集も掲載してあります。 是非これを機会にお手に取ってみてください。後悔はさせません! サイズ B5 128ページ
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The Typewriters 第一号
¥1,700
同人総合文芸誌 The Typewriters 第一号です。 この本は文字を打つ機械の名前「タイプライター(Typewriter)」と、「活字(Typeface)」そして [Type=型 +Writers=書き手たち]――様々なタイプの書き手たちが表現できる文芸誌を目指す――という意味を込めてThe Typewriters――ザ・タイプライターズと銘打ちました。文藝とタイプライターの二本を軸に展開する、新たなスタイルの文芸誌です。今回は小説、エッセイ、インタビュー、同人誌制作ノウハウ記事、タイプライター特集を収録しています。 サイズB5 148ページ
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ザ・ハートレス:絶望の哀歌
¥800
極東自治区――ここは先の大戦により、亡命した外国人の特別居住区として生まれた地域だ。そのために犯罪や法で裁けないトラブルが多く、昔から自警活動が一般化していた。この街を代表する自警員は数年前に姿を消していた。ヒーロー不在の中でも、いろいろなヴィジランテたちの活躍のおかげで、この街の自警活動の灯火は消えることはなかった。 ある日何者かによって、とあるヴィジランテがビルの屋上から吊されるという事件が起こり、そこから連鎖するようにヴィジランテが襲われ始めた。その事件を追いかけるのは、純白のスーツにフェドーラ帽、パウダー・ブルーのシャツにチェリーレッドのネクタイ。ドミノマスクをまとった男。彼は自らを、こう名乗った。ハートレスと……。 そんな中、彼を追いかける女が一人、彼に立ちはだかる。アンダーマインと呼ばれるその女はハートレスを罠にかけハートレスを追い詰める…… 虚無と絶望の仮面をまといながら闘うハードボイルドなヒーローたちの悲しき ノワール。
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慈悲のない不思議の国
¥1,800
同人サークルMOZA MOZAが織りなす2008年から2019年までの過去から現在に至る八編の短編集。物語はサイバーパンク、吸血鬼、現代異能超能力SFから和風ファンタジーまで様々なスタイルが収録されています。MOZA MOZAの作品を手っ取り早く知りたいなら、まずはこれを!
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【委託】赤い風 スチームパンクアンソロジー【姫制服】
¥1,500
二十一世紀初頭のある時期、地上に隕石が落ち、通称『赤い風』とよばれる赤銅色した粒子の砂嵐が発生し世界中で吹き始めた。それらは特殊な磁場を発生させ電気製品やコンピューターの類ををダメにしてしまう特殊な粒子を含んだ風だった。一時は世界中で、水道、ガス、交通含めインフラ全般が崩壊しかけたものの、どうにか持ち直していた。 人々はその土地土地で、ドーム状の建物や地下都市化などを行い赤い風の襲来を防いでいた。中には、赤い風を機に電化製品とは無縁な自然主義者たちのコミュニティも生まれ、文明は緩やかに退化始めている。 人々は過去の遺産をだましだまし運用しながら、時に忘れ去られていた技術を頼り、緩やかに崩壊していく文明のなかで日々を送っていた…… イラスト、小説、漫画……複数の作者による、スチームパンク風な世界で生きる人々を描くアンソロジー A5サイズ 228ページ 発行:姫制服
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真夜中の雨
¥800
極東自治区―先の大戦により、亡命した外国人の特別居住区から発展した日本の特別管理区域。その為に、他の地域にはない歪みが発生し、法で裁けない悪を裁くために自警活動する者たちが現れるようになった。十枝舞は警察を辞め、気持ち新たに私立探偵業にいそしんでいた。ある日彼女のもとに宮本楓と名乗る少女が何者かに追われていると相談にやってきた。しかし無残にも彼女は殺されてしまう。理不尽な現実にやりきれない思いを抱えながら舞は事件を追いかける。彼女の父親からも犯人を探し出してほしいと懇願され、犯人の動機も何もわからないまま捜査を続けるうちに舞は、あることに気づく……
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あるべき時、あるべき場所で――同一プロットアンソロジー
¥1,800
同一のプロットを用意させて、各々に書かせると、どんな作品が出来上がるかやってみたい。そんなコンセプトから集まった六名の作者による 同一のプロットから編み出される、あるべき時、あるべき場所でそれぞれの登場人物たちが自身の能力によって運命を翻弄されていく姿を物語として様々な姿に描き出す六編の珠玉のアンソロジー。 書籍|A5 ガンダレ(フランス)表紙 デッケル・エッジ(Deckle Edge:小口側アンカット風製本) ページ数 220ページ(表紙含む)
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The Smoke Book3: Ballad of the Impossible
¥700
スモークは追い詰められていた。真夜中にそびえ立つ摩天楼の上、見えない何者かによって。 敵は姿を隠し、スモークを攪乱する。彼の心は追い詰められ自分と仮面を被った自分二つの人格の合間で悩む。 自分が仮面をまとってまで守りたいものとは一体、何なのか? と。 己の信じる正義のために、スモークは今日も仮面をまとう。正義を守るために、自分に与えられた義務として。たとえ、それが狂気を含んでいたとしても……
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The Smoke Book 2: Secret Identity
¥800
一人の男が、この街の歪を見つめていた。 この街には、仮面の怪人が現れる、彼はその男の正体を探るため、ジャーナリストとして真実を知るために怪人――スモークを追いかけていた 。 スモークの姿を追っているうちに、自分でもヴィジランテとして夜の街に繰り出すようになった。コスチュームを着るだけで自分じゃないような何かになれる気がした。だから彼は、こう名乗った。不眠症――インソムニア、と。 自警行為をやっていうちに気付く。無力感、救えないものの多さヴィジランテとしてのあるべき姿を…… これはヴィジランテたちの語られることのない物語。(他一篇)
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僕はたいした理由もなく君の手を握る
¥1,000
ある日変身中の魔法少女が、何者かによって殺害される事件が起こり。それをきっかけに魔法少女たちのなかで血で血を洗う泥沼の抗争が始まっていた。 そんな中で、魔術学舎の学生だった、アリサとエレナも召集されることになり、組織所属の魔法少女として戦闘に参加する事となる。 時を同じくして、使い魔の仕事に嫌気がさし放浪していたカルナは魔法少女の戦闘に民間人として巻き込まれる、その中で少女コーディリアと出会い、瀕死だった彼女を救う為、魔法少女契約をし彼は彼女の使い魔となる事を選ぶ。 年端もいかない者たちが様々な思いを胸に、それぞれが戦いに身を投じ、傷つき、疲弊し、命を散らしていく。 魔法少女と使い魔、二つの視点から描く魔法少女抗争の一端。 そして、残されたものの苦い痛みと苦しみ。 ――私はあなたに寄り添ってあげられただろうか? 二つの物語が交差する。 魔法少女ハードボイルド『守護者たち』シリーズ前日譚。
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見知らぬ者たちの夜
¥1,000
オリジナル小説同人誌 サイバーパンク風ハードボイルド。 初出:超文学フリマ(ニコニコ超会議2 内) ―2064 年 時枝基樹は、気が乗らないながらも引 き受けた仕事で運命に引き寄せられたかのようにキリ エと再会する。しかし、修羅の道をゆく彼女に昔の面 影はほとんど残っていなかった。 ある日、基樹は骨が軋むような痛みに苛まれるよう になった、医者を訪ねた結果、もはや無茶は出来ない ほど身体は限界に来ているらしい。 それぞれの歩む人生の違いは二人を対立させる。キ リエは無慈悲に基樹に刃を向け警告をする。 「余計なことをしないで、あなたが何もしなければ、 あなたは普段通り無害な一般市民として生きられる」 キリエは一体、何をしようとしているのだろうか? キリエの後を追っていくうちに、不穏な影は基樹の 方にもちらつき始めていた。 「――貴方の事は今でも好きよ。でも、好きだけじゃ どうにもならないこともある」キリエは基樹に向かい 突き放すかのように、そう囁く。 二人がたどり着く先にあるのは、破滅か? それと も……運命は皮肉にも二人を翻弄させる。 [サイズ] A5 108ページ
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長い夜に降る雪
¥600
オリジナル小説同人誌 初出COMITIA 94 近未来SFハードボイルド 2010年発行 【あらすじ】 時枝基樹は一線を退いたハッカーだった。今ではクラッカーまがいの事をして生計を立てている。ある日、仕事中に基樹のエージェントであるソーニャの罠に嵌められ、脳のインプラントの中に謎のファイル『雪』をインプットされる。半強制的に巻き込まれた形になったがそのデータを廻めぐり、基樹は様々なトラブルに巻き込まれる。 そんな中ある日、謎の少女キリエに助けられ、それが縁で彼女と行動を共にすることになった。キリエは何かを知っているらしいのだが……。 【サイズ】 A5 116ページ